2014年03月28日

文章を打つ環境について僕の場合

物欲主義の僕はポメラが欲しくてたまらない。今はスマホにbluetoothキーボードを接続して文章を打っているのだが、打ち始めるまでの動作がめんちょい。「bluetoothキーボードの電源ON→スマホのテキストエディタ起動→ファイル開く→編集始める」

これがポメラなら「ポメラ開く→(自動電源ON)→(前回編集していたファイルが開く)」となって打ち始めまでの動作が非常にスムーズになる。あと、bluetoothキーボードと違って画面とキーボードが一体化しているので多少不安定な場所でも安心して打てる。

ポメラも安いもの(DM5)は五千円からあるのだが、やはり標準機(DM20)ぐらいの性能はほしい。そうなると一万円になるので、そうポンポン買うわけにはいかなくなる。なぜなら現時点で使っていないのに何も支障がないからだ。

ポメラには通信機能がないので、ファイルの取り出しが面倒という点が気になる。スマホはクラウドスペースにファイルを置いておけるのでデバイスを選ばないのがすごい利点になっている。やっぱ、WEBに小説を投稿するとなると、今の環境のままでいいのかなぁ。

2014年03月27日

発見

東京に引っ越してきて思うことは、「僕だけが知っていること」がなくなったことだ。田舎に居た時は「僕だけが知っている秘密の場所」がたくさんあった。きれいな風景だったり、湧き水が湧いている場所だったり、タラの芽が取れる場所だったり。

東京に引っ越してきたとき、色々探索してみた。どこにでも人がいるし、どこにでも人工物がある。僕だけが知っていると思えるような場所やものに出会えることはなかった。世間一般的にはそれが普通なのかもしれないが、なんとなく落ち着かないのだ。

世界は知らないことで満ちていて、日々発見があったほうが楽しい。田舎に居た時は家の周りを散歩しているだけでも日々発見があった。例えば蟻の巣が新しく出来ていたり、柿が食べごろになっていたり、道端の草が枯れていたり。

そういうのが東京に引っ越してきて少なくなった気がする。著しく発見が少なくなった。いや、たぶん都会には都会の発見があるのだろう。例えばライブハウスで自分の好きなバンドが見つかったり、ラーメン食べてる時に意外なお客を見つけたり。

しかし、田舎で育った僕には他の人間が知っていることは「発見」じゃないのだ。初霜や初雪に足跡を残すような感覚を味わえないのだ。だから段々探検もしなくなってしまった。今じゃ同じ道の往復しかしていない。

頭の良い人はなぜ記憶力を誇るのか

頭のいい人は記憶力を誇ることが多い。年号の暗記などに限らず、一見記憶力じゃなく閃きが必要である「数字4つと算術記号を使った10をと来る」という問題も「1+1=2」という結果を覚えて検索しているにすぎない。では記憶力を誇ることに意味はあるのか。

有名な言葉にしたがって言うと、記憶したことは所謂「データ」である。記憶をある問題にしたがって取り出すことは「知識」である。問題を解決できるように記憶を取り出す方法を考えるのが「知恵」である。頭がいい人が誇っているのは「知識」である。

「知識」については誇れるものではない。やれば誰だってできるのだ。本当に誇れるのは新しい問題を解決できる方法である「知恵」である。だが、知恵のある人は記憶力を誇ることがない。記憶力を誇ることが無意味だと気がついているからだ。

頭のいい人はなぜ記憶力を誇るのか。それは五十歩百歩の世界の狭さに生きているからだ。つまり世界の認識能力が劣っているのだ。記憶力を誇ることで狭い世界の中で王様になりたいのだ。王様になると色々な手続きが省けて効率がよくなる。それがしたいのだ。

便利な通話自動録音アプリ

携帯電話の機能の中で、今までなかったのが不思議なぐらいの機能が「通話の録音」になります。
スマホになっていろいろなアプリが出る中、やはり通話の録音ができるアプリが登場してきました。

たくさん似たようなアプリがありますが、私はAutomatic Call Recorderが使いやすかったです。

Automatic Call Recorder
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.globaleffect.callrecord

Xperia Aへインストールして動作確認をしましたが、普通に録音できていました。
相手の声も自分の声も同じ録音レベルでどちらかの声が小さいということはありません。他のアプリの評価を見てみると相手の声だけ小さかったり、聞き取れないアプリが多いようです。
基本的な機能だけにしっかり作られていることは好感触です。

次に通話履歴(録音履歴)の見やすさです。
電話帳とも連動し、ひと目で知りたい情報がリストアップされているので、「誰からかかってきた電話なのか」「どれぐらい話したのか」などを確認できます。
また電話して相手が電話に出る前から録音していますので、相手に何の要件でかけたのかを喋っておくとインデックス代わりになります。

あと自動録音するかどうかは設定で変更できます。
いろいろなアプリが自動的にONにしている中、デフォルトでOFFになっているところも好感触でした。でも使うときはONにしてから使いましょう。
私はインストール後、ずっとONにしていますが、電池の消費が増えた様子はまったくありません。
録音もSDカードにされるし、録音後のファイルもかなり小さいサイズなので、普通の使い方をしている方は全部の録音を管理することもできると思います。
もちろん、バックアップ機能がありますので、古い録音をバックアップしてスマホの外に保管しておくことも可能になっています。

かなり気配りの行き届いたアプリで満足でした。


2014年03月25日

日本人の信仰心

無宗教を標榜する日本人の「内なる信仰」について考えてみた。ある人は「無宗教だったらお守りを破れるはず」という。「バチが当たるから破れない」と答えると「なんだ、君は宗教を信じてるじゃないか」と笑う。しかし、本当にそうだろうか?

日本人に十字架のペンダントを渡して「へし折ってくれ」と言ったらへし折るだろうか。また「モスクの入り口で立ちションしてくれ」と言ったらするだろうか。無宗教を標榜していても相手を尊重している日本人は自分ではない別の誰かが信仰しているものに砂かけたりしないのではないだろうか。

日本人はいろいろなものに対して敬意を払う。それは地球上のどの物質にも神様が宿っているという考えが根底にある。ただし、その神様を自分自身が信じているわけではない。誰か別の人が信じているから敬意を払っているのだ。

敬意を払うのは人として当然のことだと認識している日本人はその信仰が宗教だと思っていない。いや、神様を信仰するわけではなく、結局のところ人間に敬意を払っているだけなのだから宗教の定義とは違うだろう。だから日本人は無宗教を標榜し、内なる信仰は人に向けられるのである。

2014年03月24日

(加速度センサーメモ)

Androidには加速度センサーがついている。
いろいろな使い方が考えられるが、Androidを投げることによって大体の高さを計測するアプリとか作ることが可能だ。
Androidを投げると論理上は頂点で加速度が限りなく「ゼロ」に近くなる。投げた時の加速度と重力と釣り合うからだ。
投げ始めから、加速度がゼロに近くなるまでの時間を図ることで、高度を計測できるという仕組みだ。

すでにgoogle playにはそういうアプリが掲載されている。

S.M.T.H.
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.carrotpop.www.smth&hl=ja


ただし、加速度センサーで取得できる値は色々な値の合成で出来ている。
以下が代表的なもの。

1)重力
2)回転による遠心力
3)移動による加速

この中でほしいのは、1)重力と3)移動による加速である。この2つがちょうど釣り合うような値になれば、一番上に来たという判定ができる。
なので、回転による遠心力は除かなければならない。

いろいろ調べてみるもなかなか難しい……。
移動を伴わない回転の場合、重力+回転になるので、最大と最小を計測できればどのような回転をしているのかわかる。
移動を伴う回転の場合、自分の位置がどこにあるかという計算をしなければならない。つまり、上に投げた場合は投げ始めから○○秒経過したから移動による加速はこれぐらいで……という予測が必要になる。
うーん、難しすぎてあかん。せめてジャイロセンサーと併用で計算しなければ……

2014年03月19日

(Android開発メモ)

enchant.jsを使ったアプリなら大抵のものは作れるようになった俺。

ふと思いついたアプリを作ってみようといろいろ調べ始めるも
どうやらenchant.jsではカメラ機能を使えないようだ。

というか、javascriptからのアクセスはどのブラウザでも使えないらしい。

ということでAndroidのネイティブアプリ(と言ってもJava)を
つくろうと思う。


(このとき俺はあまたの困難にぶち当たろうとは予想すらしていなかった)

2014年03月18日

スイッチとその辺のハブの違い

データセンターの機材を収めるラックの中身を見ていると、電器店に売っている機材とはちょっと違う大きさの機材が収められています。
ポート数も24ポートとか48ポートとかすごい数なんですが、値段もすごい値段です。電器店に売っているスイッチは高くても2万円ぐらいですが、データセンターにおいてあるやつは安くても10万円もするものです。

高い!

価格には保守体制なども関係してきますが、持っている機能も電器店に売っているスイッチとは異なります。
一般的に電器店に売っているスイッチは、ブロードキャストで受け取ったパケットをそのまま全ポートに流しているだけです。
これはちょっと頭の悪い作りです。なぜならLANの仕組み上、異なる2つ以上のパケットが同時に流れることは許されていないからです。衝突が発生するとランダム時間待って再送信となります。接続するポートが多くなればなるほど、指数関数的にLANの性能が落ちることになります。
これに対応したのがデータセンターで使っているインテリジェントスイッチ(の化け物)です。
インテリジェントスイッチはconfigを設定でき、不必要なパケットが流れないように設計できます。つまり、簡単なプログラムをスイッチに入れることができるんですね。

さて不必要なパケットをどうやって判断しているかってことですが、それを知るには「VLAN」というものを知らねばなりません。
前回、ホストには8ポートあるという話を書きましたが、実質的にネットワークを必要としているのは各ホストの中にある仮想マシンです。でも仮想マシンは1つのホストの中に多数あり、必要なネットワークアドレスも多数あります。1台のホストのリソースを有効に活用するには複数のシステムやネットワークを1つのホストに収める必要があるのです。
その場合、LANをシステムごとに分けなければなりません。セキュリティ的にとか、性能的にとか理由は様々ですが。仮想マシンのネットワークを分けるにはVLAN IDというものを採番します。仮想のLANにつけた番号のようなものです。このVLAN IDが同じ仮想マシン同士はネットワークを同じに持ち、1つのネットワーク・システムとして機能するのです。

さて、ここでスイッチの話題に戻りますが、不要なパケットが流れないようにするにはVLAN IDで接続ポートを制御してあげればいいわけです。複数のネットワークが接続していたとしてもルータのように必要なパケットだけ送信するように設定できます。

2014年03月17日

信じられないNICの装備数

データセンターにおいてあるホストを見ると信じられない数のネットワークインターフェースカードが刺さっている。
アプリエンジニアでもネットワークの冗長化ぐらいは知っているので、2つまではわかる。でも、目の前にあるNICは8ポートある。データセンターを知らない私でも8つも冗長化しないことぐらい知っている。NICはそんなに故障率高くない。

この秘密を知るにはデータセンターの業務にも触れなければならない。

まずネットワークはセキュリティを確保しなければならない。簡単にいえば、インターネット上から接続できるアドレスは、管理で接続するネットワーク上のアドレスと別にしなければならない。そうしないとインターネットからホストにアクセスされてしまい、万が一OSや設定上の不備があった際にホストを乗っ取られてしまうからだ。ホストが乗っ取られるだけなら被害も限定的だが、管理ネットワークに入り込んでしまうと、管理ネットワーク上からアクセスできる別のホストやサービスに入られてしまう。ネットワークに詳しくない私でもそれはまずいことはわかる。

次に、ハード障害に備えてホストで稼働する仮想マシンを別のホストに移す必要が出てくる。その際に移動するデータ量は膨大なのでインターネットに接続している線を使用するわけにはいかない。ホストからインターネットに接続している線はあくまでもインターネットに関する情報のみのやりとりに抑えておかないと、すぐに反応がなくなってしまう。

最後にデータセンターではホストとストレージは別々であることが普通である。これは可用性を高めるための手法なのだが、私はおいおい重要性を知ることになる。

ここまでに必要になったポート数をまとめると以下のとおりである。

1)インターネット接続
2)管理ネットワーク
3)ホスト間接続
4)ストレージ接続

上記の4ポートが冗長化されるため、8ポート必要になるのだ。

ただし、これはハードウェア上の構成だけであり、本当のネットワークポート数を知るのはこのあとのことであった。


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クリミアは誰のものか

クリミア自治共和国の住民投票が行われ、ロシアへの編入が支持されました。
ウクライナの憲法では自国民が全員参加する国民投票が必要な事案ですが、「住民」だけで決めちゃう方法をとり、それをロシアが支持したというのは、「クーデター」の形が変わった瞬間でした。

ロシアは軍隊をクリミアに進軍させたとは言えども、流血は現時点ではありません。EUもアメリカもウクライナの暫定政権を支持していますが、金もコネもないし、ロシアからエネルギーを買わなきゃならないので、実質「黙認」状態です。EUの安全を乱す行為と受け取るなら、普段から威張っているドイツやフランスが進軍すべきだと思いますけどね。

クリミアはもともと植民地で各国が激しく植民を繰り返し争っていました。ロシアとトルコの戦争が一番大規模でしたが、ロシアが勝利を収めると長くロシア・ソ連の時代が続きます。そのような背景もあり、クリミアにはロシア人がたくさん住んでおり、住民のほとんどはロシア人になっています。

実態がロシアと変わらないし、住んでいる人もロシアに編入されたがっている。そんな状況下でEUやアメリカは「認めない!」と国連決議を行うわけです。日本や中国は正直なところロシアとの関係を良好に保っておきたいため、建前を繰り返し直接的な介入はしていません。遠く地球の反対側で起きていることですから、それでいいのかもしれませんが。

問題はクリミアが誰のものかわからないところなのです。第二次世界大戦後は「民族=国家」というのが常識的になりました。だからこそ中国のチベット進軍を避難しているのです。ただ民族が入り交じっている地域が多数あります。そういう地域では昔から諍いが絶えませんでした。中には飛び地になってしまった国や地域も少なくありません。クリミアは歴史的に多数の民族が入り交じっている地域です。「民族=国家」で考えると間違うことになります。間違った結果、クリミアはテロが頻発するような地域になってしまう可能性もあるのです。

個人的にはクリミアは独立すべきだと思いますが、ロシアへの編入を行うべきではないと思います。EUでもロシアでも完全に所属した瞬間、治安は不安定になるでしょう。「クリミアは俺たちのものなんだ」と主張する住民によって。


2014年03月14日

ちょっと前にネットワーク会社へ転職したアプリエンジニアの話

 ちょっと前にネットワーク会社へ転職しました。
 それまでの私の立ち位置はアプリエンジニアで、顧客の要件をまとめ、要件定義書をまとめる役割でした。

 設計書なんかはベンダーに作ってもらっていたため、正直なところネットワークの知識やストレージの知識は皆無に等しいです。

 しかし!

 自分のいた部署が親会社に吸収されることになりました。労働条件は親会社のほうがいいし、給与も吸収される前に、ちょっと上げていただいて、それを親会社が引き継いだため、ちょっとだけ上がりました。
 とここまでは良かったのですが、親会社の主な事業がネットワーク・インフラだったために、まったく知識のない業務のマネージメントを行うことになってしまいました。
 
 自慢じゃないですが、私はコミュニケーション・スキルにも不安があります。いや、要件定義書をまとめるのとかコミュニケーション・スキルが重要だろうと思われるかもしれませんが、顧客は大抵1人だし、ベンダーも大抵1~2人の少人数でしか打ち合わせをしません。
 つまり、長くお仕事をしていると多少コミュニケーション・スキルに不安があったとしてもツーカーの中になれるわけです。何をすればよいかも定型化してきますし、礼節の正しさを保っていれば意外と務まる仕事では有ります。
 それが、今度はプロジェクトを率いて少なくないプロジェクトメンバーや関係部署と調整作業を行わなければならなくなりました。コミュニケーション・スキルがない私には複数人数との調整が一番きつい。その上に自分の知識のない業務のためきつさはさらに倍に感じました。

 そんな中、データセンターやネットワーク・インフラの業界では基本なこと過ぎて、最初のインストールすらなかった知識に気がつくことになります。

「え? お前、そんなことも知らなかったん?」

 って言われるような知識って意味です。
 いや、アプリエンジニアがどこまで常識として知っているか私は知らないですが、アプリエンジニアで知っている人がいたら、その人はかなりの勉強家だと思います。だってレンタルサーバーやベンダー提供のサービスを使っている限り、知らなくていいことですもん。
 あるいは顧客からかなりのパフォーマンスを求められて、チューニングのためにインフラやハードの方までチェックしたアプリエンジニアもいるかもしれませんが、そんな大規模システムを担当する人も世の中そうそう多くないのではないかと思います。
 各いう私はフロントサーバーなんてせいぜい2台、バックエンドもDBサーバーが2台のシステムがメインで、多くても10台ぐらいのサーバーのプロジェクトしか経験がありません。

 これから書こうと思っている知識は上記とちょっと単位が異なりますが、ホストだったら100台以上の話になります。

 びっくりしました?

 最初に聞いた時はびっくりしましたが、中に入って少しずつ知識が増えるたびに更にびっくりすることになると思います。

 ネットワークエンジニアはびっくりしないでしょうけど、「え? 常識じゃないんだ・・・」と一般常識との差を知っていただければ幸いです。

「誰が得したのか」を考える話 - 核家族編

「核家族」化して本当に得をしたのは一体誰なのでしょう。

 核家族になった場合、親からの資産引き継ぎは限定的になります。例えば、土地や家屋は新しく買わねばなりません。当然、若くして買える人は少ないですから、借りるほかないのです。借家で設けるには部屋数が必要です。狭い土地に多くの部屋を設けるのですから、、核家族にとっても狭い家ばかり多くなり、ますます家族の規模は小さくなります。そうなるとますます戸数は増えていきます。
 今では結婚しなかったり、子供を産まなかったりして、一人暮らしの人が多くなり、人口は減るけど戸数が増加するという異常な状態です。

 朝霞に公務員宿舎を建築しようとしたとき、大規模な反対運動が起こりました。公務員宿舎なので地域の経済活性化や治安の向上も期待できる商店街や地元住民にとっては良い話です。しかし、現実には「税金の無駄遣い」という名目で計画を破棄せざるを得ない状況になりました。公務員宿舎を建築しなくても、公務員には家賃補助が出ます。結果的に使用される税金は変わらないのです。

 この2つの状況を考えると、誰が得したのかが見えてくる構図です。戸数が増え、借家の需要が高まってくると不動産を持っている富裕層は家賃の高騰を期待できます。土地バブルがはじけた今でも不動産を持っている人たちは得をしているのです。

在宅勤務の必要性

 ちょっと前に在宅勤務についてYahoo!のCEOマリッサ・メイヤーさんが否定的な発言をして、SNS界隈で議論が巻き起こりました。
 私自身は在宅勤務肯定派です。
 特に日本の大都市では通勤にかかる時間が長いわりには、在宅勤務でも問題ないような仕事の内容がほとんどのためです。

 片道1時間かけるぐらいなら、家でお仕事していたほうが、社会全体で見たらかなり生産的です。
 1時間移動するということは単純に生産に使える時間を奪われるだけではなく、そこまでの移動にかかるエネルギーを消費していることになるからです。何も生産しない時間が2時間増えるわけで、これに労働人口5548万人をかけ合わせると毎日37946年以上の労働力を捨てている計算になります。
 これだけなくなっていることを考えると捨てている時間だけですごい社会貢献活動ができるんじゃないかって思います。あまつさえ世界全体はもっとすごいことになりそうです。

 でもに問題なのが、自宅にいた場合、そこでかかるエネルギー消費が会社で人が集まっているきと比べて大きいことです。特に単身世帯はその差が顕著です。
 じゃあ近くにシェアオフィスを作れば・・・ということを考え始めると、在宅勤務のほうがエネルギー消費が大きくなってしまいそうです。

 家でも会社でも変わらぬパフォーマンスを実現することはそう難しくありません。私は仕事の効率化の話は論点がずれていると思います。
 在宅勤務が必要な理由としては単に移動時間の問題だけだと思います。
 突き詰めて考えると、会社の近くに自宅があればそれで済むのです。
 今は交通手段が発達していますので、逆に会社と自宅との距離が離れてしまいました。昔は会社まで歩いて40分以内の徒歩圏内に自宅を構えることが普通だったようです。
 ただ雇用流動化という意味ではこれは最悪です。転職できる業態の会社が集まっていればよいですが、そうなっていない場合、そう簡単に転職ができません。雇用流動化が進まない場合、労働者は会社を離れることができなくなり、それが原因で権利の侵害があっても我慢しなければならなくなります。
 その点、会社の近くにすまなかったとしても在宅勤務なら会社に通勤する必要がなく、転職が容易になります。雇用流動化を促進するためには、労働力の地域性を取り払う必要があるのではないかと思います。

2014年03月13日

見ていて楽しい就業規則

 日経ビジネスオンラインで旅館の社長の話を読んだのだが、その中で「就業規則」について言及があった。

旅館を2軒にしたら現場に“軋み”が 南房総で旅館を経営する「ろくや」の渡邉丈宏社長(前編)


 就業規則はどの会社も似たようなものばかりだなと思っていたら基本的には法律に準拠しているだけで、各会社のオリジナリティは皆無らしい。確かにその通りだ。
 上記の記事の社長はそこに疑問を持った。
 この就業規則を見ていても「やる気」がでないと思ったようだ。

 言い換えれば「やる気の出る就業規則にしよう」と思ったのだろう。

 この「やる気の出る就業規則」というのは、かなりの衝撃を受けた。
 確かに就業規則であれば全社員が目を通すし、そこにやる気のでる仕組みが書いてあったら、効率的なことは間違いない。

 すぐに会社をつくろうと思ってはいないけど、会社を作ることになったら就業規則に「やる気のでる仕組み」を埋め込んでおこうと思う。