2015年07月28日

責任が嫌いな日本人

日本人はとにかく責任を嫌う。でも権力や権利は欲しがる。外から見ていれば「なんて子どもなんだろう」と思うのは間違いのない行動なのに、自分がやるときは平気でやる。

その具体例をひとつあげて見よう。

日本は戦後、先進国の枠組に入りながら戦争を避けてきた。平和に暮らしたかったといえばその通りなのだが、この状況を日本人は「平和を守っている」と表現する。

さてこの「平和を守っている」とは、どこの平和のことなのだろうか。第二次世界大戦が終わってからも戦争は尽きたことがない。あまつさえ、日本は朝鮮戦争やベトナム戦争で好景気を甘受している。戦争に助力した後方基地であったことは揺るぎようのない事実だ。

第四次中東戦争でもオイルショックの原因になるにも関わらず、日本は積極的な介入を行っていない。あの北朝鮮ですら介入を行ったのにである。

つまり、日本は戦争が起こっても見て見ぬふりをずっと続けてきたのだ。これは一番最初に書いた通り、責任を負わない「子ども」のすることだ。だから日本はその規模に見合った地位に達することができない。敗戦(戦争ではなく)のトラウマで、必要な責任を負うことを極端に避けてきたからだ。

敗戦のトラウマとは、第二次世界大戦だけを戦争として反省ばかりしていることを指す。戦争を反省するのなら、(勝利した日露戦争や第一次世界大戦も含めて)すべての戦争を反省しなければならない。だが、戦争を深く考えない子どものマインドしかない人達は考えることを避けている。

今、日本は少しずつ変わろうとしている。敗戦のトラウマを乗り越え、すべての戦争を深く考えようと歩みを進めた。今後、日本は常任理事国入りを目指して活動することになるだろう。それが棚ぼた式で手に入れた拒否権を持つ中国共産党に対向し、アジアのリーダーになるために必要な過程だからだ。

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